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もしもスタッフ連載

喪中とは?期間の考え方と喪中はがきの準備について

2026年09月19日

20260919.jpgお彼岸がおわるとなんとなく一年の終わりが見えてきます。 この時期になると、もしもドットネットにも「喪中はがきはいつ出せばいいの?」「どこまでの親族が喪中になるの?」といったご相談が多く寄せられます。 近年は冠婚葬祭に関する慣習も簡素化される傾向にありますが、「喪中」については今なお多くの方が気にされる大切なマナーの一つです。今回は、喪中の基本的な考え方や期間の目安についてご紹介します。


喪中とは
喪中とは、ご家族や親族が亡くなった際に、一定期間故人を偲び、身を慎んで過ごす期間のことを指します。 古くから日本では、死を悼む期間を「忌(き)」と「服(ぶく)」に分けて考えてきました。 忌(き) 故人の死を悼み、外出や祝い事などを控えながら身を清めて過ごす期間です。一般的には「忌中(きちゅう)」と呼ばれます。 服(ぶく) 喪に服し、慶事への参加や祝い事を慎む期間です。現在一般的に「喪中」と呼ばれているのは、この期間を指します。


喪中の期間に決まりはあるの?
実は、現在の日本では「喪中は○か月」「○親等まで喪中」といった法的な決まりはありません。 かつては明治時代に制定された「忌服令(きぶくりょう)」によって、故人との続柄ごとに忌中や喪中の期間が定められていました。しかし、この制度は昭和22年に廃止されており、現代では喪中の範囲や期間は法律で規定されていません。 とはいえ、長年の慣習として当時の基準が参考にされることも多く、現在でも喪中期間を考えるうえでの一つの目安となっています。


一般的な喪中期間の目安
喪中期間は、故人との関係性によって考えられることが一般的です。 例えば、父母が亡くなった場合には、
 ● 四十九日までを忌中
 ● およそ一年後の一周忌頃までを喪中
と考える方が多く見られます。 ただし、これはあくまで目安です。


大切なのは故人との関係性
喪中の判断は、親等や続柄だけで決まるものではありません。 例えば、
 ● 長年同居し、とても親しく暮らしていた祖父母
 ● 家族同然の付き合いがあった親族
の場合には、新年を祝う気持ちになれず喪中とされる方もいらっしゃいます。 一方で、
 ● 別居していたおじ・おば
 ● 日頃あまり交流のなかった親族
の場合には、一般的な喪中期間内であっても喪中としないケースもあります。 喪中は「誰が亡くなったか」だけでなく、「その方との関係がどれほど深かったか」という気持ちの部分も大切にされているのです。


そもそも「喪中はがき」とは?
喪中はがきは、近親者を亡くし喪に服しているため、新年のご挨拶を控えることを事前にお知らせするための挨拶状です。
亡くなったことを知らせる「訃報」や「死亡通知」と混同されることがありますが、本来の目的は故人の逝去を報告することではなく、「年賀欠礼」のお知らせにあります。
そのため、喪中はがきを出すということは、ご自身が喪中であるという意思表示でもあります。
喪中とは、故人を偲びながら祝い事や慶事を慎んで過ごす期間のことです。年賀状を控えるだけでなく、お正月の祝い方や各種慶事への参加についても、ご家族のお気持ちや考え方を踏まえて判断することが大切です。 近年では喪中の捉え方も多様化していますが、喪中はがきを送る際には、「なぜ送るのか」という本来の意味を理解したうえで検討するとよいでしょう。

もしもドットネット コラムスタッフPROFILE

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

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