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もしもスタッフ連載

終活で増える「年賀状じまい」とは?家族への思いや伝え方を考える

2026年10月24日

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年末が近づくと、年賀状の準備に向けて住所録を整理したり、今年一年を振り返ったりする方も多いのではないでしょうか。
一方で近年、「年賀状の卒業」や「年賀状じまい」と呼ばれる取り組みを選択する方が増えています。特に終活に取り組んでいる世代では、これまで続けてきた年賀状のやり取りに一区切りをつけるケースも少なくありません。

年賀状じまいとは?
年賀状じまいとは、これまで続けてきた年賀状のやり取りを終えることを相手へ伝えるものです。
一般的には最後の年賀状の中で、
 ●新年のあいさつ
 ●年賀状じまいをする旨
 ●これまでの感謝の気持ち
 ●今後も変わらぬお付き合いをお願いする言葉
を添えて伝えます。
例えば、次のような文面がよく用いられています。
皆様と交わしてまいりました年賀状ですが、誠に勝手ながら本年をもちまして書きおさめとさせていただきます。
長年にわたり温かい賀状を賜り、心より感謝申し上げます。
今後とも変わらぬお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。
また、「高齢になったため」「終活の一環として整理を始めたため」など、自身の状況や考えを添えて伝える方も少なくありません。

なぜ終活で年賀状じまいをするのか
終活では、財産や身の回りの品の整理だけでなく、人とのつながりや連絡先を整理することも大切な準備のひとつです。
年賀状じまいを選ぶ背景には、「自分が亡くなった後に家族へ負担をかけたくない」という思いがあります。
年賀状のやり取りが続いていると、万が一の際にはご家族が交友関係を把握できず、訃報の連絡先に悩むこともあります。そうした負担を少しでも軽くしたいという考えから、年賀状じまいを決意される方もいるようです。

残された年賀状が教えてくれるもの
一方で、年賀状には別の価値もあります。
親が亡くなった後、ご家族が整理をしていると、古い年賀状が出てくることがあります。そこから、生前どのような友人や知人と交流していたのか、どのような人生を歩んできたのかを知るきっかけになることもあります。
年賀状は単なる新年のあいさつではなく、人と人とのつながりの記録でもあるのです。
そのため、年賀状じまいをする場合でも、住所録や大切な年賀状の一部を整理して残しておくことで、ご家族が後から交友関係を知る手がかりになるかもしれません。


年賀状じまいは、単に年賀状をやめることではありません。これまでお世話になった方々への感謝を伝えるとともに、将来の家族への配慮を形にする終活の一つともいえます。
ただし、年賀状には人生の歩みや人とのご縁が刻まれています。年賀状じまいを考える際は、「何をやめるか」だけでなく、「何を残すか」という視点も大切にしたいものです。人生を彩ってきたご縁への感謝を忘れず、自分らしい終活の形を考えてみてはいかがでしょうか。

もしもドットネット コラムスタッフPROFILE

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

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