霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

新しいお墓のかたち"納骨堂"

2018年01月20日

最近、広告などでもよく目にする「納骨堂」。
お墓との大きな違いは、遺骨を土に埋葬しないことです。
経営形態はお墓と同様に公営、民間、寺院それぞれが管理・運営しています。

都市部では「承継者がいなくても購入できる」「住まいに近くて便利」「屋内なので季節や天候に関係なくお参りしやすい」などの理由から、選択肢の一つとして「納骨堂」を考える方も増えてきているようです。

<納骨堂を選ぶときのチェックポイント>
・宗旨・宗派の制限はあるか
・供養はどのような形で行われるのか
・納められる遺骨の数は
・収蔵期間、更新の手続きはどうなっているか
・直接、遺骨の前でお参りできるか
・使用料の他に管理費などの支払いは必要か
・管理・経営状態はしっかりしているか

ひと口に納骨堂といっても、収蔵形態にはさまざまなタイプがあります。もしもドットネットでは、「霊園・お墓 調査員現地レポート」を掲載しています。参考にしてみてくださいね。

■ロッカー式
 ロッカーのように遺骨を納めるスペースが縦横に並んだタイプ。上段、下段で料金が異なることもある。
 例えば・・・
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■棚式
 棚に遺骨を並べるタイプ。

■仏壇式
 上段が仏壇になっていて、下段に遺骨を納めるタイプ。仏壇には位牌、記念品などが納められるところもある。

■お墓式
 お墓を屋内に建てるタイプ。一般の墓地と同じようにお参りできるところもある。
 例えば・・・
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■自動搬送式
 登録カードをかざすと収納スペースに納められた骨壺が自動的に祭壇まで運ばれてくるタイプ。
 例えば・・・
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やはり、納骨堂を選ぶときは、墓地同様、管理・経営状態がしっかりしているかどうかは大きなポイントですね。
全国の納骨堂はこちら「わかりやすい永代供養墓~納骨堂を探す」からお調べいただけます。
資料請求、見学のご予約などはお気軽にお問合せくださいませ。

もしもドットネット コラムスタッフPROFILE

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

コラムスタッフ