霊園・仏事の知っ得コラム

もしもスタッフ連載

お盆のお参りマナー

2016年08月14日

この記事は2022/07/06に更新しています

夏を告げる蝉の大合唱がきけるのもあと少しですね。

ここ数年、文具店などで「お盆玉」と書かれたぽち袋が売れているようです。
お盆に帰省したさい、親戚の子どもや孫、またおじいちゃんやおばあちゃんに「お年玉」ならぬ「お盆玉」をあげるそうです。

お盆休みには家族で、ご先祖様のお墓参りや仏壇のある親戚へ挨拶にうかがうという機会も多くなりますね。
そこで、もしもドットネットに多く寄せられるお盆についてのご相談をご紹介します。

20160814.jpg

Q1「お盆のお参りにはどんな服装でうかがえばよいでしょうか?」
A,僧侶をお迎えしての法要でなければ礼服でなくても地味目な色の服装で差支えないでしょう。暑い時期ですが、肌があまり露出しないものをおすすめします。 

Q2「お盆のお参りに持参する包みの表書きは?」
A,お参りの時は3千円~1万円程度の品物や現金を「ご仏前」「御香料」「御供物料」などの表書きでお持ちするのが一般的です。品物の場合には、季節のお菓子や、果物、進物用のお線香などが喜ばれます。また故人の好きだったものを差し上げると、偲ぶ気持ちが伝わって、ご家族にはさらに嬉しいお供えになりますね。 

Q3「お盆で親戚へうかがった時のご挨拶は?」
A,先方の家に着き部屋へ通されたら、お持ちしたお供えを「ご仏前に(お仏壇に)お供え下さい。」と一言添えてお渡しします。挨拶がひと段落したら話が弾む前に、「お仏壇にお参りしてもよろしいですか?」と家人にお断りしてから仏壇へお参りします。

お盆の期間や慣習は地域によって違いがあります。ご友人や知人の方と子供の頃にどんなお盆の行事をしていたか話し合ってみるのも、たのしいかもしれませんね。

他にもお盆についてのコラムを掲載しています。
よろしければご覧ください。

故人を偲び、お盆を迎える準備をしましょう
お盆の相談あれこれ!

もしもドットネット コラムスタッフPROFILE

正しいお墓の知識をもって適切なアドバイスを行なうスキルを証明する「お墓ディレクター」資格を保持。
数多くの霊園に実際に足を運び、霊園だけでなく周辺環境の様子など多角的なアドバイスを心がけながら電話やメールでのご相談にお答えしています。

コラムスタッフ